デザイナーは​魔法使い?​ダンジョン攻略の​ための​ナレッジシェアの​祭典【Garage Party】

1.​Garage Party(ガレージパーティー)ってなに?

こんにちは!Sun*デザインチームです。

Sun*のデザインチームには、UI/UX、コンセプトデザイン、ブランディング、クリエイティブ制作など、多様な専門性を持つメンバーが集まっています。

まだ形になっていないアイデアを形にし、人の体験をより良く変えていく。その仕事は、どこか魔法使いにも似ています。

そして、その魔法使いたちは1人で戦うわけではありません。プロジェクトごとに異なる専門性を持つメンバーが集まり、RPGの"パーティ"のように力を合わせながら、一つひとつの課題に挑んでいます。

日々のプロジェクトで生まれる知見や工夫を共有すれば、新しい挑戦のヒントや、自分にはない視点に出会うことができます。新しい知識を身につければ、自分にできることが増える。仲間の強みを知れば、チームとして挑戦できることも広がっていく。そんなデザインチームの姿を表現するカルチャーとして生まれたのが、ナレッジ共有イベント「Garage Party」です。

今年開催したGarage Partyでは、RPGの世界観をモチーフに、学びを「レベルアップ」、知見を「スキル」、チームを「パーティ」に見立てて、1日を通してさまざまな実践知を共有しました。

レベルアップの鍵は、共有の魔法。
力を合わせれば、どんなダンジョンも攻略できる!
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このタグラインには、一人ひとりの経験をチームの力へと変えながら、これからも仲間とともに挑戦を続けていきたいという想いを込めています。

2.仲間を集めて、場をつくる

Sun*の​デザインチームには、ナレッジシェア・交流・社内課題の解決など、あらゆる有志の取り組みがあります。セールス・リードのナレッジ・AI勉強会など、​領域もさまざまです。
今回は、そうした取り組みをする​チームや個人に​協力を​お願いして、それぞれの​視点や​実践知を​コンテンツと​して​持ち寄って​もらいました。

さらに、参加者が一つの仮想空間に集いながらさまざまなナレッジに触れていく感覚を作るため、アバターや​ワークスペースを​制作してRPGモチーフの​世界観を​取り​入れました。

アバターは、​80年代の​ゲームを​彷彿とさせる​4-bit風の​キャラクター。服装や持ち物は、​現在特化している​スキルや、これから​習得したい、あるいは​修行中の​スキルに応じて変化します。

登壇者と参加者がそれぞれに自由に作成し、個性豊かなアバターが集まりました。

また、当日の​記録や​ワークショップで​使う​Miroボードにも、同じRPG風の​世界観を​展開しました。城や​建物、椅子や​植物などの​オブジェクトも​同じ​テイストで​そろえ、イベント全体が一つの​“冒険の​ステージ”と​して​感じられます。ただ​雰囲気を​作るだけではなく、それぞれの​違いや​強みを​楽しみながら、一つの​パーティと​して​集まる​感覚を​生み出すための​仕掛けでした。​

3.タイムライン

こうして​世界観と​場を​整えたうえで、​当日は​1日の​体験が​ストーリーと​して​つながるように、​RPGの​進行に​なぞらえて​進みました。​
ちょっと笑えて、ちゃんと​学びになる、そんなバランスを目指して企画を作成しています。​


  1. パーティ編成​(誰が​どんな​強み?)
    1. Sun*のデザイナーって​どんな​タイプが​いる?
    2. 誰が​どんな​スキルに​ついて​詳しいか・どんな​ナレッジに​ついて​知りたいかを​知る
  2. 戦術共有​(仕事の​攻略法を​持ち寄る)
    1. セールスの​ナレッジ
    2. リードデザイナーの​頭の​中
    3. 202​5年やった​仕事を​みんなで​マッピングする
    4. 実作業を​タイムラプス実況で​みる ​表層を​強化する​ための​ナレッジ
  3. レイド戦​(難しい​局面に​チームで​勝つ)​
    1. 職種横断企画! ​その判断、職種が違えばどう変わる?
    2. DPレイダース / 偉大なる​AI活用《御業》​(次世代AIワークフローを​知る​会)
  4. 次の​冒険へ​(文化と​未来の​話)​
    1. 歴戦の猛者あるある
    2. デザインチーム固有文化_villageまとめ
    3. デザイントレンド 2025年と​ 2026年にくる​ものは?
    4. 2026年度以降の​ナレッジの​蓄積方​法に​ついて​

各パートでどんな​話が​出て、​どんな​雰囲気が生まれたのか、​いくつかピックアップして​紹介します!​

実作業を​タイムラプス実況で​見る ​表層を​強化する​ための​ナレッジ

Sun*には、​イベントの​キービジュアルや​スライド資料など、​社内制作物の​品質向上や​ブランディングを​支える​「Creative Support Team」と​いう​チームが​あります。​
この​セッションでは、​Sun*内でも​屈指の​スピードと​クオリティを​誇る​Wさんの​デザイン作業の​録画映像を、本人による​制作の​考え方や​ポイントの​解説とともにで​見ていきました。​

タブレットで​手書きの​ラフを​作る​ところから、​明暗の​バランスを​確認する​ために​あえて​モノクロで​進める​工程、​一度​作った​ものを​寝かせてから​落ち着いて​見直す​場面まで、​タイムラプスで​その​プロセスを​追いました。​

美術や​芸術への​関心が​高く、​美術館での​アルバイト経験も​ある​Wさんらしい​視点が​随所に​あり、​制作テクニックだけでなく、​デザイナーの​頭の​中を​のぞくような​時間に。​


「色彩構成や​デッサンは​“描く​練習”でも​あり、​“見る​練習”でもある。」​

そんな​話と​あわせて、​見る​目を​養い、​作って​は壊す​ことを繰り返す日々の​積み重ねが、​Sun*の​制作物の​クオリティを​支えている​ことが​伝わる​セッションでした。​

職種横断企画! ​その判断、職種が違えばどう変わる?

本セッションでは、ビジネスデザイナー/UIUXデザイナー/エンジニア/PMの職種リードが集まり、判断が難しいPJでのイレギュラーケースを題材に、それぞれの立場で何を考えているのかをゆるくフリートークしました。

「BtoB向けに開発していたサービスが想定外にBtoCでもバズり、売上も急増した仮想プロジェクト。このプロジェクトは継続か、ピボットか。」
というテーマで、職種ごとの視点が持ち寄られました。

同じ状況でも、各職種が最初に着目したポイントはかなり違います。

  • UIUX/BD:なぜバズったのか。一過性の流行なのか、本質的なニーズなのか
  • Tech:今のシステム構成で耐えられるのか。非機能要件は満たせるのか
  • PM:経営方針に沿ったロードマップは描けるのか。撤退条件はどこか

後半では、「何がわかれば判断できるのか」「どんな条件がそろえば次に進めるのか」をテーマに議論が進みました。どの職種も共通して、結論を急ぐのではなく、まず必要な情報や論点をそろえることに重心が置かれていました。
そのなかで特に共感を集めたのが、「やること」と同じくらい「やらないこと」を明確にするという視点。職種は違っても、本質的に考えていることは案外近い。

異なる視点を持ち寄りながらも、本質や目的はぶらさずに判断していく、Sun*らしい意思決定のあり方が見えてくるセッションでした。

歴戦の​猛者ある​ある

この​セッションでは、長くデザイン業界に携わる​猛者たちが​集まり、かつての​デザイナーある​あるを​語って​もらいました。​
今では頼れる存在として活躍するベテランデザイナーも、かつては試行錯誤を重ねながら成長してきた1人のデザイナー。若手メンバーにとっては、普段の仕事では見えにくいキャリアの歩みや価値観に触れる機会となりました。

セッションでは、次の3つのテーマが取り上げられました。​

  • 歴戦の​デザイナー的、どうにもならない​修羅場を​語りたい件
  • 昔の​文化から​消えて​よかった​ものを​並べたい件
  • 昔の​新人教育 ​「見て​覚えろ」が​普通だった​件

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なかでも​印象的だったのが​どうにもならない​修羅場の​話です。​


「海外出張先の北京で、手持ちのカメラと現地環境の映像規格が合わずトラブルが発生。必要なPAL対応カメラを探して期限が迫るなか現地を奔走した。」と​いう​、胃が痛くなりそうな​エピソードが登場しました。​


​昔の​デザイン業務の話もかなり​濃く、「​納品は​CD-ROMだった」​「うまく​保存できずに​消えた​データを​どうにかするのが、​仕事の​1/4を​占めて​いた」と​いう​話まで​登場。
今の​制作環境が​いかに​整っているかを、改めて​実感するような​内容でした。

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そして​最後に、​先輩からの​教わり方の​違いに​ついて。
先輩の​データを​見て​学ぶことや、​現場の​空気の​中で​身に​つける​ことが​多かった​一方で、​今は​経験や​考え方を​言葉に​して​共有できる​場が​少しずつ​増えてきています。​

昔の​苦労話を​面白く​振り返るだけでなく、​そうした​経験を​今の​チームの​学びと​して​言葉にし、​次に​渡していく​ことの​大切さを​感じられる​時間にも​なりました。​

4.まとめ

イベント後に​実施した​アンケートでは、​約80%もの参加者が「エンゲージメントが​高まった」と​​回答しました!​ほかにも「ゆる​ふわだけど​熱い」「デザイナーが​全力で​楽しく​学ぶ場」といったコメントや、「ここで​働く​意味を​実感した」と​いう​嬉しいコメントも。

目指していた​雰囲気​その​ものを​感じてもらえる​イベントに​なったと​思います!​

さらに、

  • 自分の​取り組みを​書き留めていきたい
  • 発信を​前提に​ナレッジを​貯めていきたい
  • 伸ばすスキルを​見直したい

と​いった​具体的な​アクションに関する言及が見られたのも、​とても​良い​兆しでした。​

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「Garage Party」は単なる社内イベントではなく、デザインチームが大切にしている「学び合う文化」を形にした取り組みです。異なる専門性や経験を持つメンバーが知見を持ち寄り、互いに刺激を受けながら成長していく。そんな文化が、Sun*デザインチームの挑戦を支えています。

レベルアップの​鍵は、共有の​魔法。
次の​ダンジョンも、​パーティで​攻略していきます!​

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